Keynotes

DAY1|AI・ロボティクス
2018年12月6日(木)15:00~17:30

講演概要
現在、第3次AIブームの様相があり、大学を含む建築業界でもAIとロボットの台頭により、建築家や構造家の職能までも大きな影響を受ける可能性があるのではないか、と懸念する声が多くある。
山田誠二先生には、『人とロボットの<間>をデザインする』HAI(ヒューマンエージェントインタラクション)について講演いただく。人工知能やロボット技術で職業が奪われると昨今いわれていることについて、またIoTやビックデータは、これからどのようになっていくのかについて講演いただく。
松井龍哉様には、ロボットデザイナーの視点から、AIとロボットの発展により建築・都市がどのように変容していくのかをお話いただく。

ダイアローグ概要
AIとロボット、人間が各々の得意分野を相互に補うことが重要となってくる。建築界では、AIを活用するためにどのような取り組みが必要となってくるのか、藤村龍至先生のコーディネイトにより、ディスカッションしていただく。

 

山田 誠二 (Seiji Yamada, Ph.D)
国立情報学研究所・総合研究大学院大学 教授 (Professor, National Institute of Informatics, SOKENDAI)

略歴 (Short bio)
1989年大阪大学大学院博士課程を修了後、同大学助手、講師、1996年東京工業大学大学助教授を経て、2002年より現職。専門はHAI、人工知能、Webインテリジェンス。ここ10年の研究テーマは「人間と協調する人工知能」であり、現在HAIヒューマンエージェントインタラクション、IIS知的インタラクティブシステムを中心に様々な研究プロジェクトを推進中。2016年~2018年、人工知能学会会長。
Webサイト http://www.ymd.nii.ac.jp/lab/seiji/
Seiji Yamada, Ph.D: He is a professor at the National Institute of Informatics. Previously he worked at Tokyo Institute of Technology. He received B.S., M.S. and the Ph.D. degrees in artificial intelligence from Osaka University. His research interests are in the design of intelligent interaction including Human-Agent Interaction, intelligent Web interaction and interactive machine learning.


松井 龍哉 (Tatsuya Matsui)
フラワー・ロボティクス株式会社代表取締役社長/ロボットデザイナー (The Founder and CEO of Flower Robotics, Inc.)

略歴 (Short bio)
1969年東京生まれ。91年日本大学芸術学部卒業後、丹下健三・都市・建築設計研究所を経て渡仏。科学技術振興事業団にてヒューマノイドロボット「PINO」などのデザインに携わる。
2001年フラワー・ロボティクス社を設立。ヒューマノイドロボット「Posy」「Palette」などを自社開発。現在、自律移動型家庭用ロボット「Patin」を開発中。ニューヨーク近代美術館、ベネチアビエンナーレ、ルーヴル美術館パリ装飾美術館等でロボットの展示も実施。
iFデザイン賞(ドイツ)red dotデザイン賞(ドイツ)など受賞多数、日本大学藝術学部客員教授、グッドデザイン賞審査委員(2007年から2014年)。

Tatsuya Matsui was born in 1969 in Tokyo. He graduated from Department of Fine Arts, College of Arts, Nihon University in 1991. Since 1991 to 1996, he worked for Kenzo Tange Associates. After engaging research in France, he served as a researcher of JST and engaged in design of the humanoid robot “PINO”. He founded Flower Robotics in 2001. Currently under development of the enhanced home robot “Patin” that can be used in all homes around the world. Examination Committee of Good Design Award (2007-2014). Main Award: iF Design Award in Germany, red dot Design Award in Germany



撮影: 新津保建秀

藤村龍至 (Ryuji Fujimura)
東京藝術大学准教授/RFA主宰 (Associate Professor, Tokyo University of the Arts / Principal Architect, RFA)

略歴 (Short bio)
建築家。1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所(現RFA)主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長/ディレクター、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター。

公共施設の老朽化と財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、ニュータウンの活性化、中心市街地再開発などのデザインコーディネーターとして公共プロジェクトにも数多く携わる。
主な建築に「すばる保育園」(2018)「つるがしま中央交流センター」(2018)「さいたま市大宮駅東口駅前おもてなし公共施設 OM TERRACE」(2017)
Born in Tokyo, Japan in 1976
Established ryuji fujimura architects (RFA) in 2005
Educated in Tokyo Institute of Technology, Graduate School of Architecture until 2008
Lecturer at Toyo University from 2010 through 2016
Currently, Associate professor at Tokyo University of the Arts
The main architectural works are “Subaru Nursery”(2018) “Tsurugashima Central Community Center”(2018) ”OM TERRACE”(2017)


DAY2|BIM・コンピュテーショナルデザインプロジェクト
2018年12月7日(金)15:00~17:30

DAY2は、海外より実務家を招き、海外をはじめとするBIM・コンピューテーナルデザインに関する実プロジェクトを紹介する。

Application of Computer-based Technologies in Design (デザイン分野におけるコンピュータ支援技術の応用)

Seonwoo Kim
Director and Owner, Syntegrate (シンテグレート社 オーナー兼ディレクター)

Short bio (略歴)
Seonwoo Kim is the director and owner at Syntegrate. Through advanced 3D analyses, incorporation of fabrication constraints, optimization of a building’s form and a panel’s shape, Seonwoo transforms the unbuildable and the unaffordable into a project that is both within budget and deliverable on time. Previously, Seonwoo utilized these skills, while at Gehry Technologies, on such iconic projects as the Dongdaemun Design Park & Plaza in Seoul and the National Museum of Qatar in Doha. At Syntegrate, he has managed the process and provided his services on more than 30 projects. His recent works in Japan include leading the process of computer-based technology application in Mt. Fuji Heritage Center.
Seonwoo Kim氏はシンテグレート社のオーナー兼ディレクター。高度な三次元解析、製作上の制約の取り込み、建築形態やパネル形状の最適化を通じて、Kim氏は、建てることのできない、そして費用負担しきれないプロジェクトを時間通りに予算内で成果物のあるプロジェクトに転換する。すでにKim氏は、これらのスキルを、ゲーリー・テクノロジーズで仕事をしている間、東大門デザインプラザ(ソウル)、カタール国立博物館(ドーハ)のような象徴的なプロジェクトで活用してきた。シンテグレート社では、30以上のプロジェクトのプロセスに対応し、サービスを提供してきた。日本での最近の作品は、富士山世界遺産センターでのコンピュータ支援技術応用のプロセスである。